dongbakaのブログ

30歳独身海外在住女子。 38歳までに貯金5000万円を貯めて、海外でフリーランスを目指す! 2015年からシンガポールに来て、仕事をしています。昔から「普通の女子」と自分の考え方の違いを感じてきました。もし、同じ考え方を持っている人がいたら、嬉しいです。

転職の思考法 30代女性の今後のキャリアプランについて考える

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最近全くブログの更新が出来なかった。実は一か月前から、オンラインでWEBデザインを学んでいて、毎日仕事の後にパソコンの前で格闘をしている。受講期間の残りはあと三日。最後まで頑張りたい。詳しい記事は次回書こうと思う。

日本に帰ってきてからもうすぐ二か月。新しい支社の立ち上げプロジェクトに携わったことで、会社のビジネスについての理解が深まった。シンガポールの支社も小さな会社であるため、部署などの切り分けはなく、みんなが家族みたいな雰囲気であり、今まで平和に三年間を過ごしていた。そのため、新しい支社が日本に出来たことで、シンガポール支社を外から見ることが出来るようになり、初めて社内の人間関係や利害関係なども見えてきた。どの会社でも部署間、支社間の対立というものはあるものである。日本支社の立ち上げの中核メンバーとして、こうゆう経験が出来たのは、本当にいい勉強だ。

このような経験をしている中で強く感じているのが【次のキャリアステップ】に対する意識だ。日本支社が出来たことで、シンガポールで今まで自分がやっていた仕事は、全て日本に移管される。自分があと四か月後にシンガポールに戻って、どんな仕事を任されるのか、まだ現時点ではわかっていない。

もちろん今の仕事は好きであるが、最終的なゴールを見据えたうえでのキャリアについて、そろそろ考える時期だと思う。「転職の思考法」という本を読んで、こうゆう視点も常に持つことは必要だと思ったので、書き残しておきたい。


マーケットバリュー

金融業界の人が年収2000万円程である一方、ウェディング業界の人の年収は200万円程。忙しさはほぼ同じぐらいなのに、違いは何なのか?それは業界の生産性の違いがあるからなのである。その業界にいる人が、平均一人当たりどれぐらいの価値を生み出しているのかという事。結婚式を挙げる人の数と、金融機関を利用する人の数をただ比べるだけではなく、その業界がどれだけ多くの人に影響をするのかを考えると、これだけマーケットバリューが異なってくるのだ。だから、どんなに個人の能力が高くても、業界を間違ったら、絶対にマーケットバリューは高くはならないという事。

もちろん、自分自身が好きな業界であるなら、衰退産業であっても働くべきであると思うし、そのような人を応援したいと思っている。「自分の市場価値を高めるため」の業界選びに絞って、この本ではこの二つを提唱している。

① 生産性が既に高い産業で働く
エスカレーターが上を向いている産業で働く

エスカレーターと表現しているのは、何もしなくても勝手に売り上げが伸びていくからである。

仕事のライフサイクル

全ての仕事には賞味期限があって、この四つのサイクルで回るという。

① 【ニッチ】誰も同じことをしていないので、代替え可能性は低い。
② 【スター】その仕事をする人の数が増えていく。
③ 【ルーティーンワーク】次々と人が入ってきて、仕事は汎用化される。誰でも模倣できるレベルまで分解され、システム化される。プロセスが改善され、同じ仕事を誰でも出来るようになる。
④ 【消滅】機械化される(AI化など)

自分が今の会社に入社した時は、完全に①のサイクルだった。シンガポール支社は20人弱で、小さなオフィスで閑散とした中で働いていた。日本人は当時5人だけで、ビジネスを日本市場に浸透させるのに色々な試行錯誤をしていた。現在は徐々に人数が増え、オフィス全体で40名弱、日本人は10名以上になり、日本支社を設立する程になった。つまり今は②のサイクルと③のサイクルの間にいる。シンギュラリティ時代が近づいてきて、いずれは確実にAI化される日が来ると思う。

ピボット型キャリア

この本では、④【消滅】のサイクルに入る前に、これから伸びるマーケット(①のサイクル)を見つけて、キャリアを移す事を提唱している。伸びるマーケットを見つける方法はこの二つ。

① 複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
② 既存業界の非効率を突くロジックに着目する

活躍できる可能性

20代で専門性を得て、30代では経験を重視する事が本には書かれている。30代以降は「成長できる場所」を探すのではなく「自分が活躍できるか」を見極めるという事である。その会社で「どんな人を求めていて、どんな活躍を期待しているのか」、「今一番社内で活躍し、評価されている人はどんな人か」、「自分と同じように中途で入った人で今一番活躍している人はどんな部署で、どんな業務をしているのか」を採用担当者に聞くことで、イメージが掴めるようであれば、転職後に苦しむ可能性は低いという。

中途が活躍できるチャンスがあるかというのは重要である。「中途重視の会社」と「新卒重視」の会社があるからだ。また、その会社が強みとする部門が自分の希望する職種かどうかも見極めるポイントだそうだ。

今までのキャリア・今後のキャリア

ブログにも散々書いているように、自分は「フリーランスで自分の好きなことを教える」事を目指すために、今はキャリアを積んで、資金を集める事に注力している。最終的な目標が、今やっている仕事の内容と全く違うものであるからこそ、30代に突入した今、【次のキャリアステップ】について、よく考える。

文系で大学を卒業し、語学しか取り柄がない自分にとって、「専門性がない」事が悩みであった。大学5年生で留学から帰ってきて、複数の会社を受けた中で唯一内定をもらった会社に新卒で入った。当時の自分の就活を思い返すと恥ずかしいぐらい、何も軸が定まっておらず、面接で話している内容も上辺だけだった気がする。当時は「本当にやりたいこと」なんて分からなかった。そのメーカーで営業として三年働いた。社内営業が特に大変で、男性が9割以上の会社の中で、女性として扱ってもらえず、辛い経験が多かった。だからこそ、出社最終日に最後の挨拶をする場で、みんなの前で号泣してしまった。泣くつもりなんて全然なかったのに、辛かった思い出や、技術と営業のチームで成し遂げた成果(社長賞を受賞した)を話していたら、涙が止まらなくなった。結果として、自分にとっては大切な経験だったと思っていて、この会社に感謝している。

シンガポールに来て転職活動をした時も、「自分の専門性」がよくわからず、転職エージェントの希望業種の欄にも金融やITなど幅広い業界にチェックをつけていた。前職での経験から、日本企業で働くのは絶対に嫌だと思っていたので、一番重視していた条件は「日本企業以外の会社」であり、一番最初に来た日本企業以外の会社のオファーを受け、そのまま転職をした。結果として、この会社は上記に書いた仕事サイクルの中でも①のニッチの分野であったため、スタートアップのような社風があり、一から一緒に立ち上げてこれた経験が今の自分の自信にもなっている。

本当にラッキーなことに、会社には恵まれてきたと思っている。ここまでは、「若かったから採用された」という面があるかもしれない。これからは、もう少し戦略的に思考を変えなければならない。

20代は専門性を身につける期間と言われているが、最初は「自分の専門性なんてない」と思い込んできた。しかし、よく分析してみると、社会人になって身につけたスキルというものはたくさんある。22歳の頃の自分の、どうしようもない面接での自己アピールとは比べ物にならないぐらい、今の自分にはアピールできる強みというものがある。

20代は営業、ビジネスデベロップメント、マーケットリサーチなどの分野で専門性を身につけた。30代は経験を積む期間。部下がいる立場として、プロジェクトマネジメントスキルや社員にトレーニングをする経験を身につけていくべきだと、この本を読んで思った。