dongbakaのブログ

30歳独身海外在住女子。 38歳までに貯金5000万円を貯めて、海外でフリーランスを目指す! 2015年からシンガポールに来て、仕事をしています。昔から「普通の女子」と自分の考え方の違いを感じてきました。もし、同じ考え方を持っている人がいたら、嬉しいです。

グループの「参加側」だった時は楽しかったけど、「運営側」に回った途端に嫌になる!ポイントは「適当力」!

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3年前からフランス語のToast Masterに参加している。Toast Masterは話し方、 パブリック・スピーキング(大勢の人前で話すこと)、リーダーシップ・スキルの上達を目的とする、アメリカ発祥の国際的な非営利教育団体。シンガポールにも英語や中国語のToast Masterグループはたくさんあるが、フランス語はただ一つ。

登録者は30人ぐらい。毎月一回、集まって、その中の3、4人がスピーチをする。この団体は世界中で同じテキストを使用していて、個々のスピーチ力の向上を目指すかなり真面目なグループ。一回スピーチをするごとにレベルが上がり、レベルごとに「スピーチの目的」が設定される。スピーチをする際には、時間を計るので、時間オーバーになったら強制終了。スピーチの評価をする人も設定されて、後からみんなの前でフィードバックを受ける。

このグループの参加者はほとんどがフランス人。時間にルーズなフランス人が、時間通りキビキビ動いている所を見て、一番最初はかなり驚いた。最初の二年間は、たまにスピーチをしたりして、毎月楽しみにしていた。何よりもスピーチの間の休憩時間で出されるチーズとワインが嬉しくてたまらなかった。

魔の誘い〜運営側に入る事になった〜

去年の5月、グループの運営側に入らないかと誘いを受けた。「何でもやってみなきゃ分からない」精神で、二つ返事で承諾した。任期は一年間。毎年6月から一年間、グループの中の6人が、それぞれの役職を与えられる。それまでの二年間、グループを「運営」する人がいるなんて知らなかった。初めて裏方の存在を知ったのだ。

かっこいい名前の雑用係

自分の役職は「Huissier」という名前で、直訳すると「門番」みたいな意味になる。でも、役割責任の内容からして、ピッタリの日本語訳がある。その名も「雑用係」である。

役割責任は下記の通り。

・休憩時間で食べるものを一人で買ってくる
・誰よりも早く来て、一人でテーブルや小道具のセットをする
・スピーチの最中に一人でワインやチーズ等を用意する
・みんなが食べ終わった物を一人で片付ける
・終了時間が近づく前に、スピーチの最中に一人で小道具などの片付けを始める
・誰よりも遅く部屋を出て、鍵を閉める
・小物の印刷、準備を全部やる

この役職を以前やっていた人は、自分に仕事を引き継いだ後にパタリと来なくなった。その気持ちも理解できる。最初の数ヶ月は、真面目に頑張っていた。汗を垂らして走り回る姿は、完全に清掃員のようになっていた。ToastMasterが終わって、夜遅くに家に帰って、残ったワインを飲んで、やけ酒状態になる日もあった。「何でこんな事しなきゃいけないの。ましてや、自分、年会費払ってるんですけど!!!!」とずっと思っていた。

毎月、その日になると憂鬱な気持ちになって、会に参加する前に酒でも飲みたい気持ちだった。それでも、「自分の役割だから」と思い、毎月参加していた。

ある日、ちょうどその日に外せない用事が入った。「よし!ラッキー!」と思った。運営メンバーに丁寧にお詫びの連絡を入れて、その日は会に参加しなかった。「自分がいない事で、迷惑かけるかも」なんて考えていた。しかし、会が終わった後にいつも通りグループチャットで、みんなの楽しそうな写真が送られて来た。そこで初めて気づいた。「自分がいなくても、全く影響なく、運営される」

自分が楽しめるように変えていくしかない

あれしなきゃ、これしなきゃと一人で勝手に考え過ぎてたんだと思った。実際は自分がやらなかったら、誰かが自然とカバーする。それからは、力を入れずに、「適当」にやるようにした。休みたい時は休みの連絡をするし、忙しくて出来ない事は「出来ない」と言うようになった。リーダーの子とは前より話さなくなったので、「あまり協力的ではない」というレッテルを貼られたかもしれない。それでもいいんだ。「自分がストレスなく、続けていく事の方が大事」だから。

会社や、仕事において運営側に回った時も同じである。自分が今まで好きだった仕事も、運営側(経営側)に回った瞬間に嫌になることがある。趣味を仕事にした場合も同じ。でも仕事の場合は、その対価として「お金」が支払われる。「仕事は増えて嫌だけど、給料増えたから、まぁ仕方ない」と思うだろう。

それに対して、ボランティアグループや参加費が発生するグループやサークルは、「お金」の対価がない。むしろ、何の得にならない事の方が多いではないか?唯一得られるものは「達成感」とか「楽しい気持ち」とか目に見えないものだろう。それならば、無理をしないで、自分が楽しめるように、思考を変えていくしかないのだ。

ストレスを溜めないために「適当力」が大事

月一のToastMasterでこんなにストレスが溜まっているのに、毎週一回の日本語を教えるボランティア活動は一切嫌にならない。もう一人の日本人の方と一緒に共同運営をして、もう2年が経つグループだ。二つのグループの運営側にいるが、違いはやっぱり、最初から「適当」をモットーに運営していた事だと思う。幸いにも共同運営者も「ある程度適当」な人なので、一回もストレスなく続ける事が出来た。まあ、その場で考えればいっか!というスタンスで運営をしてきた。

自分の心の声を聞いてあげよう。自分の任された役割責任は、自分のやりたい事なのか?そしてその役割を一生懸命やる事で、そんなに重大な対価が得られるものだろうか?「嫌だ、嫌だ」思っているよりも、いっその事、「まあ、いっか」ぐらいに思っていた方が、楽しめる事が出来るかもしれない。「適当力」が大事。このタイトルで本が書けそうだ(笑)